ROAV GALAXY(ローヴ ギャラクシー)とは?|薄さ8mmに折りたためるLA発サングラスの構造と魅力
ROAV GALAXY(ローヴ ギャラクシー)は、2015年にアメリカ・ロサンゼルスで創業し、2016年に本格ローンチしたアイウェアブランドです。最大の特徴は、サングラスを薄さ約8mmまで折りたためる独自構造。重さも約15gに抑えています。
軽さ、携帯性、タフさを一つにまとめながら、掛けた姿はすっきりとモダンです。ダブルグラデーションをはじめ、レンズカラーにも遊びがあります。アウトドアやレジャーで使いやすく、普段の服にもそのまま合わせられます。
価格は税込28,600円。旅行、ドライブ、フェス、キャンプなどへ気軽に持ち出しやすく、日常からレジャーまで幅広く使えるサングラスです。
約8mm
ケースへ収めたときもポケットに入れやすい薄さ。
約15g
薄いステンレススチールによる軽い掛け心地。
SCREWLESS
ネジを使わない、ばね性のある極小ヒンジ。
POLARIZED
反射光を抑え、UVA・UVBを100%カットする偏光レンズ。
◎ROAV GALAXYとは?|旅先の不便から生まれたLAブランド


ロサンゼルスでデザインされ、外へ出る人のために作られるROAV GALAXY(ROAV公式「Story」より)
発想の起点は、創業者Max Greenberg(マックス・グリーンバーグ)が家族でヨーロッパを旅行したときの経験でした。店や美術館へ入るたびにサングラスを外し、大きなケースを持ち歩く。その不便から、「ポケットへ入るサングラス」を考え始めます。
Greenbergは機械工学とインダストリアルデザインを学び、ArtCenter College of Designの修了制作で最初の試作を製作しました。レーザーカットした板金と金属3Dプリントのヒンジを組み合わせ、卒業後も量産へ向けて改良を続けています。
「ROAV」という名は、歩き回る、放浪するという意味の「rove」に由来します。荷物を増やさず、必要なときにすぐ使えること。その考え方が、ブランド名と構造の両方に通っています。
◎どうして8mmまで薄くなる?|折りたたみ構造を詳しく見る
一般的なサングラスは、左右のテンプルを内側へ倒して収納します。ROAV GALAXYは、そこからさらに小さくなります。
- 左右の鼻パッドをフロント側へ倒す
- テンプル中ほどのヒンジで、先端側を折り返す
- 左右のテンプルを通常の眼鏡と同じように内側へたたむ
- 最後にブリッジ部でフロントを二つ折りにする

テンプルを短くし、フロントを中央で折る。収納時にもダブルグラデーションの色がきれいに見える(Balto col.13.45/DOWNTOWN撮影)
折りたたみ方が複雑に見えても、動かす場所は形で分かります。ヒンジにはばね性があり、開閉の途中から所定の位置へ収まる感触があります。広げると通常のサングラスと同じ大きさになり、収納時だけ手のひらより小さくなる設計です。
ネジを使わない、プレス成形のマイクロヒンジ

金属板そのものが、ばねと軸受けになる
細い切り込みと曲げを利用し、隣り合うパーツをかみ合わせる。ネジ、はんだ、リベットに頼らないため、極薄でも部品点数を抑えられます。
テンプル付け根のマイクロヒンジ(ROAV公式「Design」より)
ROAVのヒンジは、薄いステンレスの一部を細く切り出し、その弾性をばねとして使います。ブリッジでは、左右フロントから伸びる板ばね状の部分が小さな支柱を回り込みます。テンプル側にも同じ発想の極小ヒンジを使っています。
一般的なネジ式ヒンジで起こりやすい「使ううちにネジが緩む」という変化がありません。Greenberg名義で出願された折りたたみブリッジの米国特許は、2019年に登録されています。
◎薄さを支える素材|0.6mmのステンレス、TAC偏光レンズ
レーザーカットしたサージカルグレードのステンレス
フレームは、厚さ約0.6mmのステンレススチールをレーザーカットして作られます。公式FAQでは、耐食性のあるサージカルグレードのステンレスと説明されています。
細くても適度にしなり、顔幅に沿いやすい素材です。表面には蒸着による仕上げを施し、均一な色と耐久性を持たせています。ROAV GALAXYの約15gという軽さは、パーツを細くしただけではなく、板材の強さを構造へ生かした結果です。
もちろん、曲げても壊れないという意味ではありません。大きな力で変形させる、レンズへ強い衝撃を与える、塩水が付いたまま長く放置するといった扱いは避けてください。タフさは、日常とレジャーで気兼ねなく使いやすいという意味で捉えるのが適切です。
偏光・UVカット・交換に対応するTACレンズ
DOWNTOWNで扱う現行モデルは、TAC素材の偏光レンズを装備しています。軽く、割れにくく、表面には傷を抑える加工が施されています。UVAとUVBを100%カットし、水面や路面、ガラスからの反射光も軽減します。
ドライブではダッシュボードや路面の反射を抑え、キャンプや水辺では強い照り返しを和らげます。薄いフレームですが、レンズは交換可能です。公式も度付き対応を案内しており、別の濃度や度付きレンズへ替える場合は、認定眼鏡士や眼鏡店へ依頼することを勧めています。
折りたためて、交換もできる鼻パッド
鼻パッドにも収納の工夫があります。ケースへ入れるときはフロント側へ倒し、掛けるときは起こします。角度を微調整しやすく、金属フレームの軽さを生かしながら鼻へ安定させる役割があります。
鼻パッドは交換用パーツが用意されているため、紛失や劣化があってもフレーム全体を諦める必要はありません。現行のBaltoは、ブランド公式でも低めの鼻筋に合わせやすいシェイプの一つに挙げられています。
◎シリコンケースまで薄い|持ち歩くためのセット設計
左:ケースの口から滑らせるように収納(DOWNTOWN撮影)。右:ポケットへ入れた公式ビジュアル(ROAV公式「Design」より)
付属ケースは、硬い箱ではなく柔らかなシリコン製です。公式では防水仕様のポーチとして案内されています。表面のリブが手掛かりになり、バッグの中でも見つけやすい形です。
柔らかいケースは、フレームの薄さを損ないません。折りたたんだサングラスを包み、外から加わる圧力を面で受けます。ポケットや小さなサコッシュへ入れやすく、空になったケースもかさばりにくい。ROAV GALAXYは、フレームとケースを一緒に設計することで「本当に持って出られる薄さ」を作っています。
◎4つの形は、どれも普段着へ合わせやすい
DOWNTOWNでは現在、Balto、Dean、Oscar、TUBEの4型を展開しています。機構は共通ですが、フロントの輪郭で印象が変わります。
左上からBalto、Dean、Oscar、TUBE(DOWNTOWN撮影)
- Balto|丸みのあるパント型。細身のフレームと相性がよく、クラシックで柔らかな表情。
- Dean|上部を水平に近づけたクラウンパント。丸型より輪郭が締まり、服装を選びにくい。
- Oscar|癖の少ないウェリントン。初めてカラーサングラスを取り入れるときにも合わせやすい。
- TUBE|角を穏やかに整えたスクエア。シンプルで、現代的な印象を作りやすい。
どれも極端に尖った形ではありません。機構が目立つフレームだからこそ、正面のシェイプは使いやすく整えられています。掛けているときは折りたたみ式と気づかれにくく、普段のコーディネートへ自然に取り入れられます。
◎ダブルグラデーション|ブルー&オレンジ、グレー&オレンジ
左:col.13.45 ブルー&オレンジ。右:col.13.46 グレー&オレンジ(DOWNTOWN撮影)
ROAV GALAXYをファッションとして楽しむなら、ダブルグラデーションレンズに注目です。レンズの上と下へ別の色を置き、その間を滑らかにつないでいます。単色のカラーレンズより奥行きがあり、ミラーレンズほどスポーティーに寄りません。
col.13.45|BLUE × ORANGE
上部のブルーが視線を引き締め、下部のオレンジが肌へ温かさを足します。寒色と暖色の差がはっきりし、一本で印象を変えたいときにおすすめです。
col.13.46|GREY × ORANGE
上部をニュートラルなグレーにすることで、オレンジの主張が穏やかになります。ダブルグラデーションの個性を残しながら、黒、ネイビー、ベージュなど日常の色へ合わせやすい配色です。
光の強い屋外では上側の色が濃く見え、室内や日陰では下側のオレンジが表情を柔らかくします。角度と明るさで見え方が変わるため、静止画より実物の方が色の移ろいを感じられます。
より落ち着いた一本を求める場合は、濃いグレーのcol.13.14があります。DOWNTOWNの現行4型は、13.14、13.45、13.46の3色から選べます。
◎持ち歩きやすさが、使う場面を広げる
ROAV GALAXYは、車や旅行鞄へ入れても場所を取りにくく、アウトドアやレジャーでは軽さとケースの小ささを生かせます。日常と旅先のどちらでも、持ち出す負担が少ないことが魅力です。
ROAV GALAXYは、持ち歩く負担が少ないため「念のため入れておく」ができます。日差しが読めない旅行、夕方まで続くフェス、荷物を小さくしたいキャンプ、サングラスを頻繁に着脱する買い物にも好相性です。
税込28,600円という価格も、ダブルグラデーションのような色や形へ少し踏み込む後押しになります。濃いグレーは日常へ取り入れやすく、ブルー&オレンジは装いに変化をつけやすい配色です。細いメタルフレームならではの軽快さを、季節や用途に合わせて楽しめます。
使った後の3つのポイント
- 折りたたむ前にレンズの砂やほこりを落とす
- 海辺では塩水が付いたまま長く放置しない
- レンズ交換や大きなフィッティング調整は眼鏡店へ相談する
◎まとめ|小さく持てるから、使う場面が増える
ROAV GALAXYでは、折りたたみ機構と周辺パーツを一体で設計しています。約0.6mmのステンレス、ネジを使わないマイクロヒンジ、偏光レンズ、交換可能な鼻パッド、薄いシリコンケースまで、すべてが携帯性へ向けてつながっています。
広げた姿はシンプルで、4つのシェイプはいずれも普段使いしやすい。ブルー&オレンジ、グレー&オレンジのダブルグラデーションなら、ROAV GALAXYならではの色も楽しめます。
DOWNTOWNの中では比較的手に取りやすく、アウトドアやレジャーへ気軽に持ち出せる一本です。小さく収納できる携帯性を、日常から旅先まで生かしてみてください。
※価格・在庫・取扱カラーは記事作成時点の情報です。折りたたみ方、フィッティング、レンズ交換についてはDOWNTOWNまでお気軽にご相談ください。






